遼寧省大連市のある統計では、2011年に大学受験を回避して海外留学を選択した高校生が100人に上った。かつての海外留学は学業不振な良家の子女がするものと相場が決まっていたが、現在は学力に見合ったよりよい環境を求めてのケースが増えている。同市内のインターナショナルスクール・英領土国際学校(Ealing International College)の校長はこの背景として、多くの家庭で経済条件が以前よりも圧倒的に向上したことが主要な理由と述べた。また、国内に優秀な高等教育機関が不足していることも、向学心の強い学生たちにとって海外志向に走る理由となっている。
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