日本不参加の済州観艦式、韓国が“特別な国旗”を掲揚=韓国ネットで賛否両論

Record China    2018年10月12日(金) 11時50分

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11日、SBSなど複数の韓国メディアによると、韓国・済州で開かれた国際観艦式に、韓国に現存する最も古い太極旗である「デニー太極旗」が登場し、注目を集めた。写真は現在の韓国国旗。

2018年10月11日、SBSなど複数の韓国メディアによると、韓国・済州で開かれた国際観艦式に、韓国に現存する最も古い太極旗(韓国国旗)である「デニー太極旗」が登場し、注目を集めた。

デニー太極旗は、旧韓末期に高宗が、外交顧問だった米国人のデニー氏に下賜したもので、韓国に現存する最も古い太極旗といわれている。現在の太極旗とは、色やデザインが若干異なる。デニー氏の子孫が1981年に韓国に寄付し、現在は登録文化財として韓国の国立中央博物館に所蔵されている。

11日の観艦式では、国民参加団が乗る試乗艦「独島艦」にデニー太極旗が掲げられたという。韓国大統領府は「海軍が、大韓帝国時代から完全な独立を成し遂げるまでの長い間、道や戦場や国民の胸の中ではためいていた、独島(竹島の韓国名)艦という艦名にふさわしい旗を掲げた」と説明した。

これに、韓国のネットユーザーからは「かっこいい。デニー太極旗があるなんて知らなかった。韓国は輝かしく偉大な歴史をつないでいこう」「デニー太極旗にお礼を言いたい」「韓国の軍艦にはためくその旗を先祖が見たら、どんなに喜ぶだろう」「いいアイデア。韓国の過去と歴史と正当性を示す旗だから」など肯定的な反応が寄せられている。

一方で「大韓民国の価値を象徴する今の国旗に対して失礼」「大韓民国を否定しているよう」「誇るような過去じゃない」「やっぱり現政権は過去に向かって進んでいる」など否定的な意見も見られた。

なお、同日の観艦式では、日本は旭日旗問題、中国は内部事情を理由に海上パレードに参加しなかった。(翻訳・編集/堂本

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