<サッカー>日本人選手が中国国籍取得!香港代表として国際試合出場へ=中国メディアも注目

Record China    2018年10月15日(月) 17時10分

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14日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本人FWが正式に中国国籍加入、香港代表として国際試合出場へ」と題する記事を掲載。ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は香港パスポート。

2018年10月14日、中国のスポーツメディア・騰訊体育は、「日本人FWが正式に中国国籍加入、香港代表として国際試合出場へ」と題する記事を掲載。ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

記事が紹介したのは、香港リーグの傑志でプレーするFWの中村祐人。千葉県出身で1987年1月23日生まれの31歳。柏レイソルジュニア、浦和ジュニアユースに所属し、その後、西武台高校から青山学院大学に進学。関東大学2部リーグで得点王を獲得した。

2009年に、香港1部のTSWペガサスに加入しプロデビュー。ポルトガル2部(当時)のポルティモネンセに移籍するも出場機会を得られず、香港リーグに復帰。移籍を繰り返しながら、コンスタントに結果を出し続けていた。

中村は今月、正式に中国国籍を取得。13日に自身のフェイスブックで香港のパスポートの写真を掲載し、「帰化して香港人になりました。そして16日に行われるインドネシアとの親善試合に香港代表として招集されました。香港サッカーの更なる発展のために全力で戦っていきます!」とつづった。

中村は香港メディアのインタビューに、「香港でサッカーをするのが好きです。香港は私のプロ選手という夢をかなえてくれた場所。ここで現役を終えたい」とし、「7年以上待って、ようやくパスポートを手に入れました。日本では代表歴はないので、これが初めての国際試合になります。私の家族や友人も、喜んでくれています」と語ったという。

騰訊体育の記事には700件を超えるコメントが寄せられており、ネットユーザーからは「香港がワールドカップ(W杯)に出場して、中国は出場できない、なんてことになったりして」「最近の人は知らないかもしれないが、香港は昔強かったんだぞ」「香港をW杯に出場させるよう頑張ってほしい!。中国代表はもうあきらめているんで」「香港のサッカー協会は中国協会と違ってまともだからな」といった声が寄せられている。(翻訳・編集/北田

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