2012年10月8日、中国新聞社によると、米華字紙・僑報は6日、中国国家人口・計画生育委員会科学技術研究所が発表した一連の統計データについて、中国では毎年1300万人もの女性が人工妊娠中絶しており、特に25歳以下の若い女性が半数以上を占めていると報じた。大学生の中には繰り返し中絶する人も多いという。

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記事は誤っているのは若い人々ではなく性教育だとし、婚前交渉年齢が低下を続けている中、中国の若者が受ける性教育はあまりに乏しいと指摘。中国人口宣伝教育センターの調査によると、高校生の74％が親と性知識について話したことがなく、インターネットが性知識を得る主要な手段となっている人の割合は49％にものぼる。

性教育が立ち遅れ、誤った知識を身につけてしまいやすい現状が若い女性や幼い少女たちに自らを守る意識を与えず、最終的に人工妊娠中絶を選択させてしまっており、性教育から目を背け続けることはもうこれ以上許されないと記事は指摘している。（翻訳・編集/岡田）