環球網 2018年10月22日(月) 6時20分
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「中国都市住民健康青書」が中国上海でこのほど発表された。青書は健康と寿命に焦点を当て、都市部住民の健康へのニーズとトレンドを分析した。資料写真。
「中国都市住民健康青書」(以下、青書とする)が中国上海でこのほど発表された。青書は健康と寿命に焦点を当て、都市部住民の健康へのニーズとトレンドを分析した。また、「70後」(1970年代生まれ)、「80後」(1980年代生まれ)、「90後」(1990年代生まれ)それぞれの健康寿命に対する理解と期待を解明。健康意識など、異なる世代の考えや直面する問題を比較した。
青書によると、「70後」は経済的条件が比較的良好で、健康、生活維持の双方にバランス良くお金を使うことを希望している。寿命を延ばすために、より完全な健康保障解決案を計画する意欲が強いという。それに対して「80後」は両親と子どもの生活を支えなければならず、経済的なプレッシャーは大きい。寿命を延ばすために投資を行う前提が、「今の生活に影響が及ばないこと」と考えている「80後」は75%に達した。
「70後」「80後」と比べ、「90後」の健康に投資する意欲は強く、健康への理解度も両者を上回っている。3割以上の収入を健康に投資する意欲のある人は40%以上に上った。
これを受け、広東省肺がん研究所副所長、中国臨床腫瘤学会副主要委員の鐘文昭氏は、「健康な生活を求める中で、人々は生存の質をより重視するようになっている。現在、生活の質の向上と生存周期の延長は病気治療の目的とされている」と指摘した。また、「健康を保つために、日常の予防や早期診察、持続的な健康回復支援などの健康保障措置は寿命を延ばすことに重要な役割を果たしている」と健康を重視する人々にアドバイスした。(提供/環球網・編集/黄テイ)
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