第18回党大会は現代中国を読み解く契機―中国メディア

Record China    2012年10月12日(金) 11時21分

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11日、中国共産党の第18回党大会が間もなく開幕する。10月9日から国内外の記者の取材申請の受付が始まった。関係方面は、国内外の記者の取材を大いに歓迎するとしている。写真は北京市の人民大会堂。

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2012年10月11日、現代中国を読み解くのは、確かに世界級の「秘密の箱」を開けるようなものだ。各国メディアは中国共産党の全国代表大会(党大会)を踏み込んで取材することで、その鍵を探そうとしている。

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中国共産党の第18回党大会が間もなく開幕する。10月9日から国内外の記者の取材申請の受付が始まった。関係方面は、国内外の記者の取材を大いに歓迎するとしている。

外国人記者の数は10年前の第16回党大会では500人余り、5年前の第17回党大会では700人余りだった。世界は非常に大きな熱意と期待を胸に北京に注目し、第18回党大会に焦点を合わせている。

各国メディアの第18回党大会に関する報道は今年初めから徐々にヒートアップし、次々と論説や分析を示している。各大手メディアは第18回党大会の開催日時が正式に発表されると、ただちに重大ニュースとして伝えた。

各国メディアはなぜ中国共産党の党大会にこれほど強く注目するのか?これはまず中国共産党の指導の下で、中国が世界の平和と発展の促進に日増しに重要な建設的役割を発揮するようになり、中国経済が良好で急速な発展を長年継続し、中国が世界第2の経済大国、世界経済の重要なエンジンになったからだ。中国共産党の党大会は中国の改革開放プロセスの各章の「序文」であり、それ以上に中国の発展と進歩の節目である。

現代中国を読み解くには、中国共産党を読み解くことから始めなければならない。中国共産党に焦点を合わせることは、中国の路線と創造力に焦点を合わせることである。実際、たとえ中国についてあまり多くを理解していない外国人記者でも、中国共産党をより深く理解し、中国共産党の党大会を真剣に観察して初めて、発展プロセスにおける巨大な試練への中国のはっきりした対応構想をより正確に把握し、中華民族の偉大な復興の実現という雄壮な志をよりはっきりと感じることができることを知っている。

1978年にウォール・ストリート・ジャーナルのある記者が広州を訪れた。中国の改革開放初期に最も早く訪中した米国人記者の1人だ。「チャイナ・カードのマルクス主義」という一文で彼は自らの観察に基づき「中国共産党員は完全に現実を重んじている」との判断を示した。

6年前に英国の学者、マーティン・ジャック氏は「21世紀は中国で1978年から始まった。その年、中国共産党の第11期中央委員会第3回全体会議が開催されたからだ。1つの社会主義国が平等主義から市場経済への試験的な一歩を踏み出し、全く異なる歴史を創造したのだ」と断言した。

3年前、中国共産党の第17期中央委員会第4回会議の開催を前に、ウォール・ストリート・ジャーナルは「中共の全体会議は歴史を創造した例に事欠かない」と報じた。

中国が改革開放のプロセスを深め続けるに伴い、中国共産党に対する各国の関心も高まり続けている。中国の台頭は人類の歴史における偉大な革新である。中国共産党は人民を指導して事業の発展の新局面を切り開き続ける核心力として、思想を解放し、実事求是(物事の真理を追求すること)で、時代に合わせて進歩し、自らの創造力、凝集力、戦闘力を高め続けている。中国共産党の時代性、先進性、開放性を認め、称賛する国々はどんどん増えている。

党大会によって中国共産党のイメージはさらに豊かなものになる。中国共産党は一意専心に発展を図り、精神を集中して建設を進める、理論の革新に長け、時代に合わせて進歩する、人民本位で人民に幸福をもたらす、開明的かつ開放的、平和的かつ民主的、こうしたイメージだ。中国共産党の第18回党大会は新たな希望を担い、新たな章を描くことになる。(提供/人民網日本語版・編集/内山

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