韓国の脱北者団体、中国大使館前に「脱北少女像」を設置へ=強制送還に反対―韓国メディア

Record China    2012年10月12日(金) 12時27分

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10日、多くの脱北者が中国で拘束され、北朝鮮へ強制送還されていることを広く知らせるため、脱北者団体がソウルの中国大使館前に「脱北少女像」を設置しようとしている。写真は北朝鮮の新義州市。

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2012年10月10日、韓国の聯合ニュースによると、脱北者団体などで構成される脱北者強制北送反対国民連合は9日、北朝鮮から逃れてきたいわゆる脱北者が中国で身柄を拘束され、北朝鮮へ強制送還されているという事実を広く知らせるため、ソウルの中国大使館の前に「脱北少女像」を設置することを明らかにした。11日付で環球時報が伝えた。

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像は中国大使館の正面にある玉仁教会の前の歩道に設置する予定で、12月26日に行われる年内最後の「脱北難民強制北送反対集会」で除幕式を行う予定だという。脱北難民ネットワークの責任者は「日本大使館前に従軍慰安婦を象徴する少女像が設置できたのなら、中国大使館前に脱北少女像も設置できる」としている。

韓国では今年に入ってから中国が脱北者を強制送還していることに対する抗議集会が多数行われ、元自由先進党所属の朴宣映(パク・ソンヨン)議員が抗議のため中国大使館前でハンガーストライキを行っており、韓国メディアも脱北者問題で中国に対して「硬軟織り交ぜた対応」を呼び掛けている。(翻訳・編集/岡田)

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