Record China 2018年10月21日(日) 18時30分
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19日、求医網は、日本の国立がん研究センター東病院が、中国人に人気の理由について分析する記事を掲載した。資料写真。
2018年10月19日、求医網は、日本の国立がん研究センター東病院が、中国人に人気の理由について分析する記事を掲載した。
記事によると、近年中国人が日本へ行って治療を受けるケースが増えており、一部の病院では中国人患者の方が日本人よりも多い状況だという。記事は、そのうちの1つの病院が国立がん研究センター東病院だと紹介。日本で初めて、世界でも2番目となる病院設置型の陽子線治療システムを導入した病院で、国立病院であるため国の補助もあって治療費が比較的安いので、多くの外国人患者が訪れていると伝えた。
また、東病院の秋元哲夫教授は、日本の陽子線治療の第一人者で、放射線治療における「国宝級の名医」だと紹介。高い医療技術と国宝級の医者がいるため、国立がん研究センター東病院は中国人患者が陽子線治療を受ける際に真っ先に候補として挙がるのだという。
記事はほかにも、中国と日本の地理的な要素も関係していると分析。その近さから中国人患者が日本へ行くのは便利であり、文化や食習慣も中国と近く、日本にはたくさんの中国語表示があるため、あまり見知らぬ土地という感じがしないと分析した。
さらに、「日本の病院の最大の特徴は、患者は気軽な気分になることができ、大きなストレスを感じないことにある」と指摘。病院の中に入った時のにおいや、全体的な環境設備においても、患者は病院に来たという感じがあまりしないほどで、これは中国の状況と大きく異なっているとした。
記事はまた、日本政府が中国人旅行客に対し、「医療滞在ビザ」も出しており、日本での治療を奨励していると指摘。「ビザの有効期限は最長3年で、毎回最長半年間の滞在が可能であり、1回の滞在が90日を超えなければ有効期限内ならいつでも日本を往復できる」とその便利さを強調した。
記事は最後に、「日本の医療がこれほど人気なのは、やはり優秀で質の高いサービス文化にある。医療チームは、一人ひとりの患者の考えを尊重し、医者も看護師も敬語で話しかけ、辛抱強く病状を説明し、患者が最高のサービスを受けられるようにしてくれるのだ」と伝えた。(翻訳・編集/山中)
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