2012年10月16日、格安航空券の販売で知られる中国の民間航空・中国春秋航空が、“世界最安値”と銘打って片道1円の限定チケットを販売することがわかった。国際オンラインの報道。

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対象となる路線は上海−佐賀、上海−高松便。各便に50席ずつ“1円チケット”が割り当てられる。同社佐賀県支社の発表では、今月17日から2カ月の期間で販売予定。予約はインターネット限定で、価格には燃料サーチャージや空港使用料は含まれていない。上海−佐賀便は、今年1月に就航。8月には平均搭乗率が82％だったが、9月には尖閣問題の影響を受けて63％にまで落ち込んでいた。

中国春秋航空は、1981年に設立した上海春秋国際旅行社を母体とし、2004年に誕生した中国初の民間資本による航空会社。ハブ空港を上海に構え、格安航空券を扱う。2009年には国際便が就航し、2010年には日本チャーター便も就航。現在、上海と茨城・高松・佐賀を結んでいる。(翻訳・編集/愛玉)