2018年10月25日、中国の山東省済南市で同日午前、先般同市で起きた強制わいせつ事件の犯人が自宅で拘束された。大衆網が伝えた。

今年8月22日、同市の学校の敷地内で、17歳の少女が背後から近づいてくる男に抱き付かれ、無理やりキスをされる事件が発生した。男は犯行後すぐにその場から逃走し、少女の通報を受けた警察が調査を開始したが有力な手掛かりはつかめなかった。事件の早期解決をしたい地元警察は今月23日、ネットに指名手配の情報を掲載。これが奏功し、2日後の25日に有力な情報が入り男の拘束に至った。

男は27歳での無職で、調べに対し「投資で金をだまし取られ、社会に報復するつもりでやった」と容疑を認めている。男には10日間の拘留処分が科せられ、情報提供者に対しては報奨金の支払い作業が進められているという。（翻訳・編集/内山）