フライメディア 2018年10月26日(金) 19時0分
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中国オリジナルキャラクターの中に、人気の高いキャラクターがある。一般的に「表情包(ビィアオ・チン・バオ)」として、人気が爆発することが多い。「表情包」とは、SNSアプリ微信(Wechat/ウィーチャット)で使われるスタンプのことだ。
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日本でもおなじみのキャラクター、例えば、トトロ、ミニオン、リラックマ、ハローキティ、ぐでたま、ちびまる子ちゃん、などなどは中国の若者にも大人気。「かわいい」と思うポイントは万国共通のようだ。もちろん、中国オリジナルのキャラクターの中にも、若者の支持を集める、人気の高いキャラクターはある。
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一般的に現地では、「表情包(ビィアオ・チン・バオ)」として使われて流行し、一気に人気が爆発することが多い。「表情包(ビィアオ・チン・バオ)」というのは、中国のSNSアプリ「微信(Wechat/ウィーチャット)で使われる、イラストと文字を組み合わせたスタンプで、基本的に無料でダウンロードできる。日本でいうLINEのスタンプのようなものだ。
いわゆる「00後(リン・リン・ホォウ)とよばれる2000年代生まれにとって、SNS上のコミュニケーションでなくてはならない、マストアイテム。最近、ネットでも人気になり、「表情包」からとびだしたのが、表情包のインフルエンサーと呼ばれる「小●子劇場(●=山のしたに思)」だ。ちなみに“小●子”は、小僧、こわっぱ、ガキ、などという意味になる。
上海の静安大悦城(JOY CITY)という20代、30代前半の若者をターゲットにしているショッピングモールで、9月30日から11月4日まで、この「小●子劇場」上海初の「職場戯精(職場の達人)攻略」という展示イベントが開催されている。
現在、中国の若者社会でも注目されている「無関心」「無反応」「無気力」な若者たちの職場での“機微”をユニークに、時にシュールに紹介、指定のQRをスキャンして、アカウントをフォローすれば入場は無料。
このイベントのおもしろいところは、「ボスは残業、社員は定時退社」「永遠に終わらない資料の修正、終わりのない残業」「トイレはインスピレーションの聖地」などの迷言や、日ごろ、たまっている鬱憤や仕事への不満などがリアルに描かれ、「あるある」「そうそう」と、読みながら共感できてしまうところだ。
入場は、タイムカードをおし、デスク、トイレ、社員食堂などエリアが分かれていて、退場時にもタイムカードを押すという、ここに出社しているかのような空間になっている。
中には、「欠勤」理由をたくさん紹介しているコーナーもあり「メモをとって使って」などとお茶目なメッセージや、「こんなに可愛いのに、出勤しないといけない?」というユニークなものもある。くすっと笑える世界観は、まさに職場版の「ちびまる子ちゃん」とも言える。
実際の職場でも聞きそうな話題やこういう人いるなと思わせる展示は、現在の若者の気持ちや実際の職場環境を知るのに参考になる。SNS映えする撮影スポットだらけなので、話のネタにちょっと立ち寄ってみるのもおもしろい。グッツも絶賛(?)販売中だ。(提供/フライメディア)
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