9月の訪日中国人、12万3500人に減少、団体ツアーのキャンセル相次ぐ―華字紙

Record China    2012年10月20日(土) 14時45分

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19日、日中関係の悪化により、日本を訪れる中国人の数が、東日本大震災前の2010年9月と比べて10%余り減少。日本の観光業に深刻なダメージをもたらしている。写真は12年9月、広州で開催された観光博覧会の日本ブース。

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2012年10月19日、日本新華僑報によると、日中関係の悪化により、日本を訪れる中国人の数が東日本大震災前の2010年9月と比べて10%余り減少した。

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日本政府観光局が発表した9月の訪日中国人の数は12万3500人で、東日本大震災が発生した昨年の同月よりはいくぶん増えたものの、震災発生前の2010年9月より10.1%減少した。今年9月11日に日本政府が尖閣諸島を国有化したことで、日中関係は急速に悪化し、中国から日本を訪れる団体旅行などのキャンセルが相次いだためだ。

今年に入って以来、日本を訪れる中国人の数は順調に回復を続け、8月にはピークを迎えた。今年1月から8月までの訪日中国人数も、おととしの同期比で1割近く増加し、過去最多レベルに達した。

日中関係の悪化による訪日中国人の減少が目立ってきたのは9月中旬から。この傾向は10月に入るとさらに顕著になると思われる。10月初旬には中国の大型連休があり、多くの中国人が海外旅行に出かけたが、日本の観光業界はこの絶好のチャンスを逃がす結果となった。(翻訳・編集/本郷)

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