カーペットに中国・香港・台湾勢はゼロ!映画「風水」も出品取りやめ―東京国際映画祭

Record China    2012年10月21日(日) 15時53分

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20日、開幕した第25回東京国際映画祭で、グリーンカーペットから中国・香港・台湾勢が完全に姿を消した。写真は中国映画「風水」のワン・ジン(王競)監督。

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2012年10月20日、開幕した第25回東京国際映画祭で、グリーンカーペットから中国・香港・台湾勢が完全に姿を消した。聯合報が伝えた。

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世界91カ国および地域から、1332本の作品が参加した東京国際映画祭。しかし、尖閣諸島の領有権問題をめぐる紛争などが原因で、グリーンカーペットには中国はじめ香港、台湾勢の姿はなし。中国映画としては唯一のコンペ部門の参加作品だった「風水」(中国語タイトル:万箭穿心)は今月18日、参加取りやめを直前発表。尖閣問題が「中国国民の感情を傷つけた」ことを理由としている。ただし同作の芸術指導として関わった著名映画監督の謝飛(シエ・フェイ)はこの発表に強い不満を訴え、「文化交流と、領域の違う問題を混同している」ことについて批判している。

台湾からは「アジアの風」部門で、「パンのココロ」(中国語タイトル:愛的麺包魂)と、「光にふれる」(同:逆光飛翔)が予定どおり参加する。同部門の特別上映作品で日中合作「スイートハート・チョコレート」(同:甜心巧克力)は、台湾の女優リン・チーリン(林志玲)がヒロインを演じているが、グリーンカーペットには姿を見せず。なお、「パンのココロ」の高炳権(ガオ・ビンチュエン)監督は今月25日、上映後の座談会に出席する予定だ。(翻訳・編集/Mathilda

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