2012年10月23日、中国・広東省広州市で第112回中国輸出入商品交易会（広州交易会）第2期が開幕した。今回は世界経済が低迷している影響で、広州交易会に参加するバイヤーたちはお金にシビアになっており、その影響が通訳アルバイトにも波及している。広州日報が伝えた。

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広州交易会は毎年春と秋の2回開催され、毎回3期に分けられる。同会は中国で最も歴史があり、規模が大きい貿易展示会である。今回は申し込み企業の約半数にブースが用意できないほどの盛況ぶりだが、欧州債務危機などの影響から輸出の不振が問題化しており、今回の広州交易会も出展企業は増えても、成約数については楽観視できないと主催者側は発言している。

世界経済低迷の影響は輸出の不振だけでなく、広州交易会の通訳のアルバイトにも及んでいる。以前は容易に通訳の仕事につくことが可能だったが、今年はなかなか雇い主が見つからないという。（翻訳・編集/内山）