韓国教授、「中国にアリランを奪われるな!」―韓国メディア

Record China    2012年10月24日(水) 12時2分

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23日、中国政府が韓国民謡のアリランを文化遺産としてユネスコ登録する動きをうけて、韓国の大学教授がアリランを守るための「アリラン広告プロジェクト」を立ち上げた。写真は09年8月、中国建国60周年を記念して北京で公演された「長白山阿里郎(アリラン)」。

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2012年10月23日、韓国の聯合ニュースは、著名な韓国広報専門家で誠心女子大学教養教育院の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授がインターネット上で「アリラン広告プロジェクト」を立ち上げたと報じた。同日付で環球網が伝えた。

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国連教育科学文化機関(ユネスコ)は12月の全体会議で、中国が世界無形遺産として登録を申請した韓国民謡「アリラン」の審査を行う。これに対抗するために始められた「アリラン広告プロジェクト」では、11月末に米紙ウォール・ストリート・ジャーナル欧州版1面にアリランの広告を掲載するため、ネット上で募金を呼びかけている。徐教授は「中国が韓国のアリランを奪おうとしている。われわれはアリランを守らなければならない」と説明している。 

 

徐教授はこれまで、ネット上で集めた資金を用いて、ウォール・ストリート・ジャーナルの1面に日本の竹島領有権の主張を批判する広告を掲載。昨年は英ロンドンのピカデリー・サーカス広場でアリランを紹介する映像広告を流した。

 

中国政府は2011年10月、吉林省延辺朝鮮族自治州のアリランを含む伝統文化5項目を国の無形文化遺産に指定した。(翻訳・編集/本郷)

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