Record China 2007年3月19日(月) 13時25分
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精子バンクから提供される人工授精について、湖北省の華中科技大学生殖医学センターが国家衛生部の許可を受けた。
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2007年3月18日、華中科技大学同済医学院の生殖医学センターは非配偶者間の人工授精技術について、1年の試行期間を経て、国家衛生部から正式に許可を受けたと発表した。
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同院の1年間の実績は、夫婦約100組による人工授精139例のうち、成功率は20%と国家基準の15%を上回った。月単位では、48%に達した月もあり、出産人数は合計250人となった。同院の熊承良(シオン・チョンリャン)院長は、「精子の品質は安定しており、成功の鍵は女性の年齢や体調などが握っている。もともと精子提供者の数は少なく、エイズなどのウイルスを死滅させるために精子を半年以上冷凍保存しなければならず、1男性から5人までしか提供できないため、精子バンクの管理が煩雑で、精子が不足している。」と話す。
これに対し、ある専門家は、許可のない医療機関が人工授精を行う例もあり、伝染病や遺伝病の危険のみならず、倫理上、法律上のトラブルも起こりうるので、不妊カップルは十分注意するように、と警告を発している。
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