Record China 2018年11月3日(土) 12時30分
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1日、新民晩報は、日本の文具について紹介する記事を掲載した。
2018年11月1日、新民晩報は、日本の文具について紹介する記事を掲載した。
記事は、「日本は文具大国で、多くの人が文具に対して深い感情を抱いている。日本の文具はヒューマンケアを理念とし、シンプルで実用的、しかも使いやすく美しいなどの特徴がある」と紹介。「日本では最近、多くの企業で経費削減のため文具を会社が支給せず、個人で購入するようになってきているため、多くのサラリーマンが好みの文具を厳選するようになっている」と伝えた。
記事は、中村さん(27歳)の意見を紹介。「経費削減によって自分で文具を選ぶ機会が増えた。以前、会社が支給する文具はどれも黒色や灰色だったが、今では自分の好きな色調にすることができ、毎日のオフィスでの気分も気軽になった」と述べている。
また、日本では毎年文具に関するコンテストが多く行われており、これも文具発展の要素となっていると記事は分析。最も権威ある賞は「日本文具大賞」と「文房具屋さん大賞」で、受賞した文具はどれもすぐに売り切れになるため、メーカーも受賞目指して知恵を絞っていると伝えた。
この文具大賞について記事は、「毎年、創意、機能、デザインを重点として、各種の賞を選出している。デザインの面では、メーカーは常に『かわいい』を基本的な元素としている」と分析。芸術感あふれる付箋紙やファイルケース、静かな図書館でシャープペンの芯を出す時に出る音を無くすための工夫がされたシャープペンなどのように、細部に気配りがされている文具があると紹介した。
さらに、「日本には300社以上の文具メーカーがあり、各メーカーが毎年各種の新製品をリリースしている。激しい競争の中で一歩リードするため、商品の実用性と品質に様々な工夫を凝らしている」と伝えた。
記事は、「こうした文具は、訪日外国人に人気のお土産にもなっている」と紹介。文具カフェ代表の奥泉徹氏が、「日本人は勤勉を国民性としており、細部まで完璧とプロ意識を追求するが、これらの特徴が文具に体現されている。また、『おもてなしの心』が深く心に刻まれており、いかに消費者を楽しませ、便利に使えるかを各メーカーは常に考えなければならない」と語ったことを紹介した。(翻訳・編集/山中)
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