2018年11月2日、中国の上海市でこのほど、哺乳瓶をくわえた男の子が1人でバスに乗り話題になっている。海峡網が伝えた。

ハプニングが起きたのは10月20日の朝の時間帯。2歳の息子にミルクを与えた父親は、他の作業をするため少しの間目を離したが、このすきに男の子は家から飛び出し、見知らぬ人について行きバス停までたどり着いた。映像では、赤ちゃんを抱っこした女性の後に続いてバスに乗り込む男の子の姿が映っている。

運転手や他の乗客はこの男の子も女性の子どもだと思っていたが、女性が「私の子ではない」と説明したことで男の子が1人で飛び出したことがわかり、運転手は前列の乗客に子どもを見てもらい、終点で男の子を保護した。その後警察が対応を引継ぎ、男の子が家から飛び出してから約1時間30分後に両親のもとに帰された。ネットには数多くのコメントが投稿されており、無事両親のもとに帰ったことに胸をなでおろす人や、「将来大物になる」と男の子の行動力に驚く声、両親に対する批判などさまざまな書き込みが寄せられている。（翻訳・編集/内山）