中国サイトからの楽曲ダウンロード有料化へ、数千億円規模の市場か―中国メディア

Record China    2012年10月30日(火) 6時4分

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29日、世界的な大手レコード会社が今年の年末から来年の初めをめどに、中国の音楽サービスサイトと協力し、楽曲の有料ダウンロード制度を試行することを、業界関係者が明らかにした。写真は中国の音楽サービスサイト。

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2012年10月29日、米ワーナー・ブラザーズ・レコードを含む世界的な大手レコード会社が今年の年末から来年の初めをめどに、中国の音楽サービスサイト「酷狗」や「酷我」、「百度」、「QQ音楽」などと協力し、楽曲の有料ダウンロード制度を試行することを、業界関係者が明らかにした。河南商報が伝えた。

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有料サービスの料金体制の詳細は未定とされているものの、ターミナルサービス上ではすでに準備が進められている。「QQ音楽」や「百度」などこれまでさまざまな楽曲を基本的に無料で提供してきた中国のサイトはいずれも傘下の音楽商品を統合し、全面的にデジタル化された正規版の音楽プラットホームの構築に力をいれる。

QQ音楽市場の幹部は、「各音楽プラットホームとレコード会社15社が共同で、定額料金制度の試行を模索している」と明らかにした。プランを設け、ユーザーが必要に応じて異なる料金制度を利用できるようにしたい考えだ。例えば、月額7元(約90円)のプランでは、1カ月にダウンロードできる楽曲は7曲、20元(約260円)を払えばダウンロードし放題になる。楽曲の音質はCDと同じレベルになるという。

統計では、中国国内の音楽市場でダウンロードを有料にした場合でも、7億人の利用者が見込まれており、うち30%が1カ月に10元(約130円)をダウンロードに利用したとしても、広告收入などを加味すると、デジタル音楽市場は数百億元(約数千億円)規模になる計算だ。(提供/人民網日本語版・編集/内山

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