3大外資系スーパー、中国でEC事業を展開―中国メディア

Record China    2012年11月2日(金) 11時20分

拡大

1日、3大外資系スーパーのウォルマート、カルフール、メトロの関係者は10月13日に開かれた「第14回中国チェーン業界会議」に出席した際、イーコマースはスーパーの発展方向であり、実店舗の補助的役割を果すと表明した。写真は上海にあるウォルマート。

(1 / 2 枚)

2012年11月1日、3大外資系スーパーのウォルマート、カルフール、メトロの関係者は10月13日に開かれた「第14回中国チェーン業界会議」に出席した際、イーコマースはスーパーの発展方向であり、実店舗の補助的役割を果すと表明した。北京商報が伝えた。

その他の写真

ウォルマートは先週、中国のB2Cサイト「1号店(イーハオディエン)」の株式を取得した。1号店はこれに伴い、ウォルマートの中国におけるECサイトとなった。さらに、既存のサムズ・クラブのECサイトの他、ウォルマートは自ブランドのECサイトを開設すると表明した。つまり、ウォルマートは計3つのECサイトを保有することになる。

一方、業務用スーパーのメトロは天猫商城(旧タオバオモール)で試験的に出店すると、今年になってからB2Bサイトを開設し、今年の11月11日(中国では独身者の日とされている)の販促に参加する予定だ。

そして、カルフールのECサイトはシステム調整を理由に一時閉鎖されていたが、31日にアクセスした際には通常運営されていた。ショッピングは依然として利用不可だが、イーコマース事業の再興計画があることを裏付けているかのようだ。

しかし某大型スーパーの役員は、「各社はイーコマース事業に乗り出しており、一部の外資系企業もECを発展の原動力としようとしている。しかしイーコマースにはすでに投資が集中しており、国内企業は進出に慎重な姿勢を示している。伝統的な小売業者による同事業が成功するかについては、今後の成り行きを見守る必要がある」と指摘した。(提供/人民網日本語版・編集/内山

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携