北京は何をそんなに怖がっているか?党大会控え、常軌を逸した厳戒態勢―英メディア

Record China    2012年11月5日(月) 15時21分

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3日、中国共産党第18回全国代表大会(18大)の開催を8日に控え、厳戒態勢を強化する北京の様子について、英BBC放送が「何をそんなに怖がっているのか?」と皮肉交じりで報じた。写真は4日の北京。

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2012年11月3日、中国共産党第18回全国代表大会(18大)の開催を8日に控え、厳戒態勢を強化する北京の様子について、英BBC放送が「何をそんなに怖がっているのか?」と皮肉交じりで報じた。

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北京では18大期間中、市民が飼育する鳩を飛ばすことが禁じられたほか、タクシーの後部座席の窓やドアを乗客が自由に開閉できないよう措置を施すよう指示が出された。いずれも反体制派によるビラ配りを警戒してのことらしい。

また、警察官がスーパーや商店を回り、包丁やナイフなどの刃物を棚から卸すよう指示。子どものおもちゃであるリモコン式のヘリコプターや飛行機、風船も、身分証明書を提示しなければ買えなくなった。

北京の4番目の環状線「四環路」以内では7日午前零時から18大閉幕まで、すべての工事現場が作業禁止。北京市交通委員会運輸管理局は7日までに北海公園と頤和園の遊覧船を除く市内すべての遊覧船の営業を停止させることを決定した。

当局が最も恐れているのが、ネット世論だ。当局批判を書き込むユーザーのIDや書き込みの削除が強化され、海外サイトへのアクセスも徹底的に遮断されている。

このほか、アムネスティ・インターナショナルは2日、中国当局は9月以降、少なくとも130人の人権活動家を拘留または軟禁していると発表した。胡佳(フー・ジア)氏ら著名活動家数十人は北京から追い出され、全国各地の“闇監獄”に収監されているという。(翻訳・編集/NN)

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