2018年11月11日、都市快報によると、急性虫垂炎になった女性が医師に手術延期を要求する騒動があり、その理由が話題になっている。

記事によると、浙江医院救急科の孫（ソン）医師は、SNSで10日夜に来た救急患者の30代の女性について紹介した。この患者は急性虫垂炎と診断されたが、「すぐに手術はしたくない」と言ってきた。その理由について「あと数時間で独身の日のセールが始まる。今買い物かごに入っている商品が買えなくなってしまう」と話したという。

孫医師によると、女性はとりあえず点滴を受けたが、独身の日のセールの買い物を終えてからでないと手術は受けないと譲らず。孫医師は、病状からまずは薬で様子を見ても大丈夫そうだったので、すぐに手術はしなかったという。

検査の過程で女性は何度も「病状は深刻か？。すぐに手術が必要か？」と質問。すぐに手術になったら独身の日セールのチャンスを逃してしまうことを恐れていたという。孫医師が、「手術するかどうかは状況を観察してから判断するが、もし手術になっても虫垂炎の手術は簡単ですぐ終わる」と伝えたところ、女性は安心したという。（翻訳・編集/山中）