日本の主張はうそ?韓国メディアが“強制動員記録”を公開、韓国ネットの反応さまざま

Record China    2018年11月14日(水) 11時20分

拡大

12日、韓国・KBSは「日本植民地時代に日本企業が朝鮮人労働者を強制的に集めていたことを示す資料を入手した」と報じた。資料写真。

2018年11月12日、韓国・KBSは「日本植民地時代に日本企業が朝鮮人労働者を強制的に集めていたことを示す資料を入手した」と報じた。「北海道で最大規模の炭鉱を運営していた北海道炭礦(たんこう)汽船の書類」として、1944年に釜山出張所が作成した「割当表」を紹介し、「各地で労働者を集め、送り出していた記録」だと紹介している。

記事は同資料を基に、全羅北道(チョルラプクト)高敞郡(コチャン)郡では100人が割り当てられたが、逃亡者もあり、炭鉱に到着したのは63人だったと伝えている。このように割り当てられた人数に達しなかった場合、人数を満たすまで繰り返し労働者を動員したという。「人員が枯渇した」との報告がある地域もあり、「どれほど強制動員がひどかったか」と指摘している。

また記事は、当時、日本政府は企業の要求に従い「割り当て募集、官あっせん、国民徴用の三つの方法で強制動員を行っていた」と説明。先ごろ韓国の大法院(最高裁)で「徴用工判決」が出た新日鉄住金(旧新日本製鉄)の場合も、「募集とは名ばかり」で、「労働の強制性はすでに大阪地裁で認められている」とも伝えている。日本政府は大法院の判決を受け「徴用ではない」と強調しているが、これは「対外的なマイナスイメージを与えたくないという意図であり、歴史的過ちをごまかそうという浅はかな手口だ」と批判している。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「とても悲しい。加害者である日本は相応の処罰を受け謝罪すべきだ」「日本が悪く言われるのは、罪を犯しておきながら、うそをつき被害者ぶるから」「新日鉄の韓国内資産差し押さえ、断固支持するぞ」などの日本批判が多く寄せられている。

一方で「日本に関することでは『歴史を忘れた民族に未来はない』と言いながら、北朝鮮問題では絶対にそうは言わないことが、理解できない。植民地時代に連行され殺された人数より、朝鮮戦争で死んだ人、行方不明になった人の方がずっと多いのに」「日本の連中には腹が立つが、現政権は反日感情をあおるのはやめてほしい。今最大の脅威は北朝鮮じゃないのか?。それに、長い歴史の中で中国が韓国に攻めてきた回数の方がずっと多いのに、なぜ中国には友好的なんだ?」などの意見も見られた。(翻訳・編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携