Record China 2018年11月14日(水) 16時50分
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2大会連続で優勝した卓球女子の伊藤美誠の強気な発言が、中国の卓球ファンの間で注目を集めている。
2大会連続で優勝した卓球女子の伊藤美誠の発言が、中国の卓球ファンの間で注目を集めている。
伊藤はスウェーデンオープン(10月29日~11月4日)でのシングルスに続き、オーストリアオープン(11月6日~11日)のダブルスでも優勝。中国女子の李隼(リー・スン)監督(当時)は「伊藤美誠は超一流の実力を備えている」と認め、中国卓球界のレジェンドで同国卓球協会の劉国梁(リウ・グゥオリアン)副会長は「この2大会の結果は我々が予想できなかった」と語った。
13日に帰国した伊藤は、日本のメディアのインタビューの中で「すごく対策されているのを感じた。もっと対策を練られて、もっと強くなりたい」とコメント。この発言は、中国メディアでも伝えられた。環球網は「伊藤美誠が挑発『中国チームの包囲は歓迎』」という見出しで、網易体育は「伊藤美誠(の態度や野心)が増大」という見出しでそれぞれ報じている。
対立構図をあおりたいメディアとは裏腹に、卓球ファンは比較的冷静だ。寄せられたコメントは、「いいぞ!これからも頑張れ!」「覇気があるのは良いことだ」「フェアな競争は歓迎するよ」「相手をリスペクトし、その相手を撃ち破る。頑張れ中国」など、好意的にとらえるものが多い。中には、「いずれにしろ、目を引くという目的は達したな」「大げさな単語で対立感情をあおる必要はないだろう」などとメディアの報じ方にくぎを刺す声も。
12月13日からは、今年最後となるワールドツアー・グランドファイナルが韓国仁川で開催される。「中国キラー」伊藤の活躍に期待だ。(編集/北田)
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