韓国大統領府の発言は「正直ばかげている」、米CSISの批判に韓国ネットは…

Record China    2018年11月16日(金) 6時50分

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15日、韓国・中央日報によると、米戦略国際問題研究所のビクター・チャ韓国部長が、“サッカンモルの波紋”をめぐり「北朝鮮は約束を破っていない」と主張した韓国大統領府の発表を批判した。写真は韓国大統領府。

2018年11月15日、韓国・中央日報によると、米戦略国際問題研究所(CSIS)のビクター・チャ韓国部長が、“サッカンモルの波紋”をめぐり「北朝鮮は約束を破っていない」と主張した韓国大統領府の発表を批判した。

記事によると、米国や韓国などではCSISが11日に「北朝鮮が公表していない約20カ所のミサイル基地のうち、サッカンモル基地など13カ所の場所を特定した」とする報告書を発表したことが波紋を呼んでいた。これに対し、韓国大統領府は「すでに把握していること」とし、「サッカンモルの施設は短距離ミサイル用で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)とは無関係だ」と説明。また、米メディアが北朝鮮の態度を「欺瞞(ぎまん)戦術」と表現したことについて「北朝鮮はこうした基地を廃棄すると約束したことはなく、欺瞞との表現は適切でない」と主張していた。

これについて、ビクター・チャ韓国部長は15日にツイッターで「韓国はなぜ北朝鮮の非公開ミサイル基地を擁護できるのか。偽外交のためか?」と批判。「国連安全保障理事会の決議案では、北朝鮮にある全ての弾道ミサイルを禁止している」と説明し、「なぜ北朝鮮の兵器所持を合理化できるのか」と強調した。また、同日行われた韓国メディアとのインタビューでも「韓国政府が北朝鮮の行動を擁護するのは正直ばかげている」と批判。「サッカンモル基地について一般大衆は何も知らなかった。政府が知っているにもかかわらず何もしなかったのなら、それは容認するという意味なのか」と述べたという。

これに、韓国のネットユーザーからは「韓国大統領府は朝鮮民主主義人民共和国の南朝鮮支部で、文在寅(ムン・ジェイン大統領)は南朝鮮支部長ということを知らなかった?」「これが米国の本音。極めて的確な言葉だ。韓国の大統領というより北朝鮮の代弁人という感じ」「文大統領退陣デモをしよう」「短距離ミサイルはどこ用?韓国国民はミサイルに撃たれてもいいということ?」「文大統領は本当に韓国の大統領なの?北朝鮮のスパイでは?」など、韓国大統領府への批判の声が続出している。

一方で「外国人より我が国の大統領を信じる」「平和統一が第一優先」「米国の一言に振り回されるのはどうかと思う」と主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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