Record China 2018年11月21日(水) 17時40分
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20日、中国メディアの新浪娯楽は、日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」をめぐる騒動について、「視聴率獲得のために内容をでっち上げ、国際問題まで引き起こしかねない。日テレはふざけすぎた」とする記事を掲載した。資料写真。
2018年11月20日、中国メディアの新浪娯楽は、日本テレビのバラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」をめぐる騒動について、「視聴率獲得のために内容をでっち上げ、国際問題まで引き起こしかねない。日テレはふざけすぎた」とする記事を掲載した。
記事は、同番組の名物企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」の5月20日放送回で、実際にはない祭りがでっち上げられた疑いがあると週刊文春が報じたことについて、詳しく取り上げた。
問題となっているのはラオスでの「橋祭り」で、番組では、水上の「橋」に見立てた全長25メートル、幅40センチの板を自転車で渡り、障害物の動く玉をよけながら、スピードなどを競う祭りとして紹介された。
記事は、同番組について「日テレの看板バラエティー番組で、視聴率は常時15%以上をキープし、20%を超えることもあり、他のテレビ局をうらやましがらせていた」「バラエティー満足度ランキングでも首位の常連だった」などと紹介し、「ライバル局は、この日テレのスキャンダルを見逃すはずはなく、でっち上げ疑惑を大々的に報じている」「インターネット上でも『アメリカとかヨーロッパで日本の架空の祭りが作られて放送されてたらやはり嫌な気持ちになるよ』『そりゃラオスの人達からすれば馬鹿にするなと激昂するのも当然だろうな』『問題なのはやらせの是非ではなく、ラオスの人達に対する日本人の信頼度を下げたことだと思う』などの声が上がっている」などと伝えた。
その上で、同番組の司会を務めるウッチャンナンチャンの内村光良が、でっち上げ疑惑勃発後初のスタジオ収録で、観覧者に対して謝罪したことを紹介し、「ライバル局もネットユーザーたちも、日テレに心を入れ替えて生まれ変わるチャンスを与えてはどうだろうか」と結んだ。(翻訳・編集/柳川)
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