BRIDGE 2018年11月23日(金) 7時0分
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オンライン旅行大手の中国・シートリップはこのほど、「2018年の訪日中国人観光客は800万人を超え、記録更新の見通し」とのレポートを発表した。イメージ写真。
オンライン旅行大手の中国・シートリップはこのほど、「2018年の訪日中国人観光客は800万人を超え、記録更新の見通し」とのレポートを発表した。中国新聞網が伝えた。
日本は中国人が2番目に多く訪れる海外旅行先で、レポートは「日本のビザ発給条件の緩和や国際線の拡充、クルーズ船の停泊増を受け、訪日客は13年から増え始めた」「毎年、大勢の人が初めて日本を訪れるのと同時に、リピーター客も多く存在する」と説明。今年上半期の訪日中国人客が400万人を突破したことを挙げ、年間で800万人を超える見通しと指摘する。
訪日旅行の主力は若い層で、男女別では男性44%、女性56%と女性の存在感が目立つ。この点について同社関係者は「日本は女性にぴったりの旅行先。温泉、メディカルツアー、ドラッグストア、和服、日本グルメ、茶道などは女性が体験するのに向いている」とコメント。全体的に以前見られた「爆買い」熱は下がり、「旅の品質、旅先での体験重視」の傾向が強まっているという。
レポートは「春は桜、夏は家族旅行と島観光、秋は紅葉、冬は温泉。日本は四季を通じてさまざまな体験、遊び方ができる国」と指摘し、特に温泉や花見、紅葉狩り、雪見人気が高いと説明。さらに「訪日旅行の新たな楽しみ方トップ10」として、「ヘリコプターで東京の夜景観賞」「沖縄でのモーターパラグライダー体験」「京都和服体験」「相撲観戦」「寿司作り」「日本の祭り体験」「声優のライブ体験」など10項目を挙げた。
人気の10大都市は東京、大阪、沖縄、北海道、京都、名古屋、札幌、福岡、静岡、長崎だが、訪日リピーターの増加、交通機関の利便性アップなどにより、岐阜県高山市、北海道ニセコ町、栃木県日光市、神奈川県鎌倉市、和歌山県白浜町などで旅行者の急増がみられるそうだ。(提供/Bridge・編集/Asada)
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