「中国侮辱」騒動のドルチェ&ガッバーナ、2度目の声明も謝罪の色なし―中国メディア

Record China    2018年11月22日(木) 15時30分

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21日、「中国侮辱」の指摘を受けたファッションブランド・ドルチェ&ガッバーナが出した2度目の声明について、環球網は「今回も謝罪の色なし」と批判する記事を掲載した。

2018年11月21日、「中国侮辱」の指摘を受けたイタリアのファッションブランド・ドルチェ&ガッバーナが出した2度目の声明について、環球網は「今回も謝罪の色なし」と批判する記事を掲載した。

同ブランドはこの日、中国上海市で大型イベント「The Great Show」の開催を予定。しかし、これに向けた宣伝動画に「中国文化に対する侮辱」との声が上がり、イベントは直前になって中止が発表された。また、デザイナーのステファノ・ガッバーナ氏がインスタグラム上で中国を侮蔑する発言をしたとの指摘も出たが、ガッバーナ氏と同ブランドは「アカウントを乗っ取られたことによるもの」と釈明している。

環球網が取り上げた2度目の声明もインスタグラムを通して出され、ここには「われわれの夢は、われわれの歴史とビジョンを示すイベントを上海にもたらすことだった。これは単純なファッションショーではなく、ドルチェ&ガッバーナを愛する中国、そして全世界の人への愛と情熱を携えて作り上げたものだ。今日起きたことはわれわれだけでなく、ショーのために日夜仕事に励んだ全ての人にとって非常に不幸な出来事。われわれの友人、ゲストに心からの感謝を示したい」と記されている。

記事は「中国版ツイッター・微博(ウェイボー)には声明に対する怒りの声が寄せられた」と報じ、「この騒動、ドルチェ&ガッバーナが謝罪すればうやむやのまま終わってしまうのではないかと思っていた。謝罪の意思は示されず気分が悪くなった」「相変わらず謝罪なし。そもそも、これって彼らが不幸な目に遭ったってことなの?どういうこと?」「誠意が全く感じられない。声明に中国語訳が付いてないし、謝罪に関する言及が全然ない」などの書き込みが見られたことを伝えた。(翻訳・編集/野谷

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