中国、氷河の8割以上で縮小進む=ネットから危機感

Record China    2018年11月26日(月) 5時0分

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21日、新京報は、中国の氷河の8割以上で縮小が進んでいると伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2018年11月21日、新京報は、中国の氷河の8割以上で縮小が進んでいると伝えた。

記事によると、20世紀50年代と比べ、中国の氷河の82.2%で縮小が進んでおり、氷河の総面積は約18%小さくなったという。甘粛省科学院が中国西部の氷河について調査したところ、新疆天山1号や甘粛老虎溝12号などの氷河では、近年縮小が加速していることが分かった。記事は、「中国の80%の氷河が今世紀中に消失する危機に面しており、これは約18億人が依存する水資源に影響を与える」と伝えた。

これに対し、中国のネットユーザーから「環境保護はいよいよ無視できない問題になった」「環境保護はすべての人に責任がある」「地球は1度リセットすべきだな」など、危機感を示すコメントが多く寄せられた。

しかし、「大丈夫。わが国は社会主義の核心的価値観の保護があるから」「どうでもいいさ。環境悪化は貧富を問わない。みんなで楽しもう」「心配する必要はない。地球の気候変動は周期性がある。今は温暖傾向だが、数十年したら少しずつ『小氷河期』に入る。そうすれば氷河は元に戻るさ」などの主張もあった。

ほかには、「金持ちはこれを恐れている。だから月や火星へ行こうとしているのだ。貧乏人は死を待つのみ」という意見や、「地球にとって人類はがんでしかない」との指摘もあった。(翻訳・編集/山中)

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