マラソン大会で17年前に賞味期限切れのピーナッツ配布か―中国

Record China    2018年11月22日(木) 18時10分

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22日、中国紙・新京報は「マラソン大会が選手に賞味期限から17年経過のピーナッツを配布か」とする記事を掲載した。

2018年11月22日、中国紙・新京報は「マラソン大会が選手に賞味期限から17年経過のピーナッツを配布か」とする記事を掲載した。

記事によると、河南省周口市で18日に行われたマラソン大会で、大会組織委が賞味期限から17年が経過したピーナッツを選手に配布していたとする投稿が20日、ネット上にあった。

投稿者が公開したピーナッツの包装袋の画像を見ると、生産日は2000年7月28日、賞味期限は2001年7月24日と印字されている。

同紙の記者が連絡が取れた複数の参加者は皆、ネット上の投稿が真実だと語っている。大会ボランティアのある女性は記者に対し、「主催者側はピーナッツやパンを配布していた。ピーナッツを食べたが、体調が悪くなったりはしていない。古い味もしなかった。ボランティアの一人が賞味期限切れに気づき、大会組織委に問い合わせたところ『ピーナッツに問題はない。期日の印刷ミス』と言われた」と語ったという。

記事によると、ピーナッツの包装袋に記された製造元は電話に応答せず、企業情報データベースで調べたところ、現在は営業許可証が無効の状態になっているという。

大会組織委の一人は同紙の取材に対し、「ピーナッツに問題はない。通常は1~2年保存していれば油が出て食べられなくなる。賞味期限から17年経過しているというのは、いくら考えてもあり得ない」とし、「ピーナッツや包装袋の出どころなど具体的な状況を調査中だ。すぐに説明できるだろう」としているという。(翻訳・編集/柳川)

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