Record China 2012年11月16日(金) 19時18分
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14日早朝、中国・湖北省武漢市にある湖の周辺を走行していたドライバーが、運転上の過失がないにもかかわらず、ハンドルを切り損ねて湖に転落するという事故が発生した。その事故の元凶になったのが、水辺に大量発生した蚊だということで、話題を集めている。
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2012年11月14日早朝、中国・湖北省武漢市にある湖の周辺を走行していたドライバーが、運転上の過失がないにもかかわらず、ハンドルを切り損ねて湖に転落するという事故が発生した。その事故の元凶になったのが、水辺に大量発生した蚊だということで、話題を集めている。チャイナフォトプレスの報道。
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事故発生当時、トラック運転手の高(ガオ)さんは、対向車両をよけようとして減速しながらハンドルを切った。十分な安全運転を心掛けたつもりだったが、高さんのトラックは大きく方向をそれ、湖に頭を突っ込んでしまった。事故現場には20メートルにわたってブレーキ跡が残り、彼が何度もブレーキを踏んだことが確認できる。交通違反として3点の減点、100元(約1290円)の罰金を食らい、どうにも納得できない高さんだった。
事件の元凶となったのは、毎年この時期になると水辺に大量発生するユスリカの存在。近年は湖の水質が富栄養化し、ユスリカの幼虫にとってはエサが豊富になり、また天敵の魚が減るため、1平米あたり4万匹の幼虫がかえっているという。成虫になると水辺の街路樹に集結し、気温の下がる夜に凍死して大量に地面に落ちる。これが道行く車両に踏みつぶされて、潤滑油のような状態になる。これが、高さんがスリップした原因だった。毎日、清掃員が必死に掃除するのだが、追い付かなかったようだ。(翻訳・編集/愛玉)
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