1902年製造の鉄道レールを発見!四川省で今もなお現役使用中―中国

Record China    2012年11月17日(土) 18時6分

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16日、四川省達州市の貨物専用鉄道の線路で、1902年に製造されたレールが部分的に使われていることが分かり、大きな話題になっている。

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2012年11月16日、四川省達州市にある鉄道橋上の線路で、1902年に製造されたレールが部分的に使用されていることが分かり、大きな話題になっている。長江日報(電子版)が伝えた。

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110年前に製造されたレールを発見したのは、西安鉄道局保線係の渠敬雷(チュー・ジンレイ)さん(23)。今年6月に鉄道学校を卒業したばかりの若者だ。数日前に線路を点検中、偶然に発見したという。問題のレールの内側には繁体字ではっきりと「1902年漢陽鉄廠造」と書かれていた。レールの長さは約25m。万源市管内の万白貨物専用鉄道の山間部の鉄橋上に、車輪を支えるための補助レールとして本線の内側に設置されている。

万白貨物専用鉄道は1975年に建設されており、部分的とはいえ、110年前のレールが使用されていること自体が不思議だ。しかもこの鉄道は山間部にあり、厳しい自然条件のなかでこれほど古いレールが使用され続けてきたことも驚かされる。

漢陽鉄廠は現在の湖北省武漢市漢陽区にあった中国初の近代的な鉄鋼メーカーであり、中国の近代工業化の礎となった企業だ。1894年の開業から1924年の操業停止までの30年間に3300km相当の鉄道レールを生産している。武漢市の「張之洞・漢陽鉄廠博物館」顧問で元館長の顧必階(グー・ビージエ)氏は、達州市で発見されたレールについて「漢陽鉄廠で当時つくられたものに間違いない」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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