人民網日本語版 2018年11月28日(水) 18時40分
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米航空宇宙局の無人探査機「インサイト」が米国東部時間26日午、火星着陸に成功した。インサイトには宇宙事業に関心を持つ200万人以上の名前を記録したマイクロチップが搭載されているが、うち20数万人は中国人だ。
米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「インサイト」が米国東部時間26日午後2時54分頃(北京時間27日午前3時54分頃)、火星着陸に成功した。火星内部構造の神秘に迫る、人類初の調査を実施する。インサイトには宇宙事業に関心を持つ200万人以上の名前を記録したマイクロチップが搭載されているが、うち20数万人は中国人だ。新華網が伝えた。
NASAの生中継の画面によると、インサイトは26日午後2時47分頃に火星の大気圏内に入った。それから下降し、着陸するまで約7分かかった。午後2時54分頃、インサイトは火星の表面に着陸した。その後インサイトは同行した小型衛星と、午後3時頃に1枚目となる火星の写真を伝送した。
インサイトは2016年3月の打ち上げを予定していたが、ペイロードに密封性の問題があり、2018年まで延期された。経費は6億7500万ドルから9億9300万ドルに激増した。
一方、この延期は、宇宙に関心を持つ多くの人にとっては都合が良かった。NASAは早い段階より「名前」を募集し、80万人以上が申し込んでいた。延期中の再募集で240万人分に増加した。
そのうち中国人26万人分の名前が小さなチップに記録され、インサイトにより火星に運ばれた。幸運な彼らは無料で「宇宙旅行」の夢を叶えた。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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