Record China 2012年11月20日(火) 12時59分
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18日、民主党幹部と有権者による政策進捗報告会で、蓮舫前行政刷新相が「涙を浮かべた」と某大手新聞に報じられた件で、本人が中国版ツイッター上でこれを否定。中国人からも応援の声が寄せられている。写真は同氏の中国版ツイッターのアカウント画面。
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2012年11月18日、野田佳彦総理を議長とする行政刷新会議で、2009年の政権樹立以来、民主党政権の“変革”アピールの看板として注目されてきた「事業仕分け」が最終日を迎えた。次期衆院選まで1カ月を切ったこのタイミングで、一般傍聴もないままひっそりと終了したが、これに伴って、党幹部と有権者による政策進捗(しんちょく)報告会も、全4日間の日程を終えている。
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全国の11都市で開かれた報告会のうち、金沢市の報告会には蓮舫(れんほう)前行政刷新相も出席した。かつて「2位じゃダメなんでしょうか?」との印象的な発言が、事業仕分けの象徴ともいえる勢いで取りざたされたこともあるが、この日はある有権者から、「いつの間にか姿が見えなくなった」と指摘され、蓮舫氏は「涙を浮かべた」と某大手新聞が報じている。
台湾の血筋を引く蓮舫氏のこうした挙動は、とかく“同胞”の中国でも注目されているが、“中国版ツイッター”と呼ばれる簡易投稿サイトには、これに対して応援の声が寄せられている。蓮舫氏自身も2011年11月に中国版ツイッターにアカウントを開設し、現在16万人超のフォロワーを擁している。20日付では、この「泣いた」という報道を否定し、「厳重抗議する」と投稿している。以下は寄せられたコメント。
「応援するよ〜」
「つえー」(原文ママ)
「世間に負けないのは貴方らしいです。いつでもどこでも応援します」(原文ママ)
「おつらかったですね。泣かないで、あなたは充分にがんばりましたよ」
「政治家の背負うものってほんとうに多いな、中傷とか。がんばれ」
「誰が何と言おうと、それはあなたという人が強いからだ。恐れる気持ちがあるから、人はあなたを踏みつけようとする。そんなに気にしなくてもいいですよ。蓮舫は蓮舫なんです、証明するまでもなく」
「強大な想像力をもって事件を物語に仕立て上げる、これって中国の得意芸だと思ってたわ」
蓮舫氏は華人の血を引くという点で、多くの中国人が応援しているようだ。ただし、本人は日本で生まれ育ったためもともと中国語は全く解さず、北京大学に2年間留学した経歴はあるものの、中国版ツイッターでの発信はほとんど日本語。ときどき中国語も交えているが、細かなニュアンスを表現するのは少々苦手なようだ。「全部中国語で発信してくれれば、もっとみんなと交流できるのに」との声も寄せられていた。
それでも、多くの中国人が彼女を支持する理由は、“男尊女卑の国”“女性の社会進出が後れている国”とのイメージを持たれている日本で、若年女性ながらに政治の世界で活躍している希少な存在として見られているという点もあるかもしれない。(翻訳・編集/愛玉)
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