世界一のパン職人・呉宝春さんを映画化!俳優リー・グオイーが主演―台湾

Record China    2012年11月21日(水) 20時9分

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20日、世界一のパン職人になった呉宝春さんの物語が、俳優リー・グオイー主演で映画化される。写真はリー・グオイー。

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2012年11月20日、世界一のパン職人になった台湾出身の呉宝春(ウー・バオチュン)さんの物語が、俳優リー・グオイー(李國毅)主演で映画化される。聯合報が伝えた。

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2010年にパリで行われた世界パンコンテスト「第1回マスター・ド・ラ・ブーランジュリー」でチャンピオンに輝いた、パン職人の呉宝春さん。台湾原住民のお酒・小米酒と、名産品のライチを使った出品作は受賞後、台湾で一大ブームを巻き起こした。

その呉宝春さんが世界一になるまでの苦難の人生が、映画化されることに。第51回ベルリン国際映画祭で、「Betelnut Beauty」(原題:愛[イ尓]愛我)で監督賞を受賞したリン・チェンシン(林正盛)がメガホンを執り、ドラマ「ハチミツとクローバー〜蜂蜜幸運草〜」などで知られる若手俳優リー・グオイー(李國毅)が主演する。

台湾南部の町・屏東(ピンドン)の郊外で1969年に生まれた呉宝春さんは、12歳の時に父親が他界。8人の子供を育てる母親に楽をさせたいと、中学卒業後に台北市に出て、パン職人の道に入ったという。

リン監督自身もなんと、パン職人から映画界に転職した経歴の持ち主だ。かつて雑誌インタビューで呉宝春さんと知り合い、地方出身、パンに関わった経験を持つなど共通点が多かったため意気投合し、それがきっかけで映画化を考え始めたという。

間もなくクランクインする映画「世界第一麦方」は、台湾やパリ、東京でロケが行われる予定。来年夏の公開を目指している。(翻訳・編集/Mathilda

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