Record China 2018年12月4日(火) 10時10分
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中国人観光客の乗車を拒否したとして警告処分を受けた韓国のタクシー運転手が「不合理な処分」だとして起こした裁判で、ソウルの行政法院は2日、運転手の訴えを退ける判決を言い渡した。写真は韓国のタクシー。
2018年12月3日、環球網によると、中国人観光客の乗車を拒否したとしてソウル市から警告処分を受けた韓国のタクシー運転手が「不合理な処分」だとして起こした裁判で、ソウルの行政法院は2日、運転手の訴えを退ける判決を言い渡した。
記事によると、乗車をめぐるトラブルがあったのは5月2日午後10時ごろ。運転手は東大門付近で車に乗ろうとした中国人女性とやり取りをした後、その場を離れたという。
市は警告、罰金(20万ウォン。約2万円)処分を科したが、運転手は「当時、中国人女性に某免税店のことが書かれた携帯電話の画面を見せられた。出発地と目的地が同じだと伝えたかったが、言葉の問題があったため手を振って拒否するしかなかった」と処分取り消しを要求。一方、市の調査では、女性客の示した画面には「出発地から目的地まで1.7キロメートル、タクシーで8分」と韓国語で表示されていたことが分かったという。
記事によると、運転手は「市が提出した携帯の画面は偽造されたもの」との認識を示したが、行政法院は携帯画面の撮影時間などからソウル市の主張に説得力があると判断。中国人女性が「当時、運転手は『目的地を見つけられない』と話した」と述べたことも踏まえ、「目的地が近いことによる乗車拒否の可能性が高い」と結論付けたという。(翻訳・編集/野谷)
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