北海道で中国人46人失踪、中国ネットでは「アンバランスな発展」指摘する声も

Record China    2018年12月4日(火) 11時40分

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3日、鳳凰網の微博アカウントは、北海道で中国人労働者11人が逮捕された事件で、同じ工事現場で働いていた中国人46人が行方不明になっていると報じた。資料写真。

2018年12月3日、鳳凰網の微博(ウェイボー)アカウントは、北海道で中国人労働者11人が逮捕された事件で、同じ工事現場で働いていた中国人46人が行方不明になっていると報じた。

同アカウントは、「先月26日に北海道の太陽光発電設備の建設工事現場で働いていた11人の中国人が不法滞在などの疑いで逮捕された。この現場では58人の中国人が働いており、逮捕者と25日に病死した1人を除く46人の行方が分からなくなっている」という日本メディアの報道内容と、ニュース動画を紹介している。

この事件は、中国のネットユーザーから数千件に及ぶコメントが寄せられるなど注目度が高い。「なぜ失踪したのだ?」「真相が明らかになるまでは、何とも言えない」「労務派遣会社の責任者を逮捕せよ」「46人がいなくなるというのは大ごとだ。続報が気になる」「真相は分からないが、46人の同胞が無事でありますように」といった声が並んだ。

一方で「中国がなおも発展途上国であることの一番の証明だ」「不法労働者たちは、日本が一番金を稼ぎやすいと思っているんだな」「今、中国は貧富の格差がどんどん拡大している。日本の最低賃金でも、中国で働くよりはるかに稼げるのだと思う」「中国がもっと強くなれば、外国に出稼ぎすることも、ましてや不法労働することもないはず。国民は反省しなければいけない」など、このような事件が発生する背景には中国のアンバランスな発展があるとの見方を示すユーザーも少なからず見られた。(翻訳・編集/川尻

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