Record China 2018年12月10日(月) 16時30分
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中国のマラソン大会で相次ぐ「国旗手渡し」などの問題が物議を醸す中、9日に浙江省紹興市諸曁市で行われたマラソン大会ではメディアの取材が問題視された。資料写真。
中国のマラソン大会で相次ぐ「国旗手渡し」などの問題が物議を醸す中、9日に浙江省紹興市諸曁市で行われたマラソン大会ではメディアの取材が問題視された。澎湃新聞が伝えた。
マラソンをめぐる「国旗手渡し」問題は、11月に蘇州市で行われた女子の大会で、ゴール直前に海外選手とデッドヒートを繰り広げる中国選手に無理やり国旗を渡し、レースの妨げになったとして批判の声が高まったもの。陸上協会や国営メディアが相次いで批判する中、その後に行われた紹興市、南寧市のマラソン大会でも「慣例だから」などの理由で選手に国旗が渡され、運営会社は「馬耳東風」などとやゆされた。
そうした中で行われた諸曁市での大会。国旗手渡しが問題になった過去の大会と同じ系列の大会とあって、人々の注目はゴール間際の選手に集まったが、今回は「国旗手渡し」は行われず。澎湃新聞は「同系列の大会で物議を醸していた“慣例”に、ついにポジティブな改変が行われたようだ」と評価した。
一方で、同大会では別の問題があったようだ。記事によると、大会を中継した中国中央テレビ(CCTV)の記者が、たびたび走行中の一般ランナーにマイクを向けてインタビューを行った。苦しそうに息をしながら走るランナーにマイクを向ける行為に、「ランナーのペースに影響するのでは?」との批判の声が出た。
同様の問題は過去にも起きていたようで、9月の北京マラソンでは77歳のおばあちゃんランナーに並走して約2分間にわたりインタビュー。視聴者から「おかしいでしょ。走りながら質問に答えさせるなんて」「自分ならインタビューされても無視する」といった批判の声が上がったという。(翻訳・編集/北田)
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