Record China 2012年11月28日(水) 7時13分
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25日、中国企業が湖南省長沙市で世界一の高さのビル「天空の城」の建設を予定しているが、工期はわずか90日だという。写真は完成予想図。
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2012年11月25日、米紙ニューヨーク・デイリーニューズによると、中国企業が世界一の超高層ビルをわずか90日で完成させる計画だという。26日付で環球時報(電子版)が伝えた。
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湖南省長沙市で世界一の高さのビル「天空の城(Sky City)」の建設を計画しているのは中国企業・遠大可建科技有限公司。同社によると、天空の城は220階建て、高さ838メートル、収容可能人数3万1400人になる予定で、完成すれば現在世界で最も高いブルジュ・ハリファの828メートルを抜いて世界一の高さとなる。
驚くべきはその建設スピードだ。ブルジュ・ハリファは完成に5年を要したが、天空の城の工期はわずか90日間の予定。このため、1日に5階分の高さを完成させる必要がある。今年12月から基礎工事を開始し、来年初めに本格的にスタートする。
一方で、この計画に疑問を抱く人もいる。同社は、10年に15階建てのビルを2日間で、11年に30階建てのビルを15日間で完成させるなど、工期が極めて短いことで有名だが、これまでに30階建て以上のビルを手がけたことがないからだ。
しかし、多くの人は「天空の城の建設が成功すれば、中国が技術分野で絶えず進歩している象徴になる」と期待している。カナダのトロント大学ムンク国際研究センターの藤谷主任は「スピードは中国企業の新たな優位性だ」と評価する。
現在、世界の超高層ビルのうち、9棟が中国で建設中だという。(翻訳・編集/HA)
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