Record China 2019年11月9日(土) 19時10分
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今月7日、中国広東省珠海市のある幼稚園で、殺鼠剤を口にしたと見られる5歳の男児が死亡する事件が起こった。写真は中国の病院。
今月7日、中国広東省珠海市のある幼稚園で、殺鼠剤を口にしたと見られる5歳の男児が死亡する事件が起こった。8日付で中国メディア・揚子晩報が伝えた。
記事によると、男児は園内で食事をした直後に突然腹痛に苦しみ、嘔吐とけいれんを始めた。男児からは毒性の強いモノフルオロ酢酸アミドの成分が検出され、医師による措置が施されたが、当日のうちに死亡した。
その後の調べで、同幼稚園は2014年に工商部門から営業許可証を発行されていたものの、教育部門からの学校運営許可は受けていなかったことがわかった。同園は昨年1月と今年3月にそれぞれ現地調査を受け、期限内に改善を行うよう求められていた。
同園には計45人の園児が通い、保育士を含め6人の教員が勤めていた。事件後、園児らは周囲の正規の幼稚園に移された。警察と関連部門は協力して事件に関する調査を行っている。(翻訳・編集/岩谷)
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