Record China 2018年12月10日(月) 11時50分
拡大
9日、カナダ・バンクーバーで開かれたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子シングルで、初出場の紀平梨花が見事優勝した。中国メディアもこの快挙を大きく報じている。
2018年12月9日(日本時間)、カナダ・バンクーバーで開かれたフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル女子シングルで、初出場の紀平梨花(16)が見事優勝した。中国メディアもこの快挙を大きく報じている。
新浪体育は「新女王誕生!紀平は心臓の強さで優勝を勝ち取った」との見出しを掲げた。「シニア大会デビューの年に桂冠を手にした選手は2005年の浅田真央さん以来」とし、合計233.12点をたたき出した日本の新星が2月の平昌五輪を制したロシアのザギトワ(226.53点)を破ったと紹介。「強い心臓が紀平最大の武器」と指摘する記事は、「フリーで冒頭のトリプルアクセルに失敗するも、焦ることはなかった。その後の3回転半に始まる連続ジャンプは成功。演技にも観客を感動させる力があった」「ザギトワとは対照的に紀平は平常心を保ち続けた」「アクセルジャンプの高い成功率が女王の座獲得の切り札。『浅田真央』の後継者との評価は長年積み重ねてきた努力と切り離せない」などと報じた。
新京報は、紀平がショートプログラムで世界最高得点をマークしたことに言及した上で、フリーでのトリプルアクセル失敗後に非常に美しい演技を披露したと指摘。「16歳とは思えないほどの成熟さを示した。最初のトリプルアクセルで失敗したが、その後の演技への影響は全く見られなかった」と述べ、紀平の安定した技術力、プレッシャーを跳ねのける強さを評価。「1シーズンかけずに紀平は女子シングルの『構成』をかき乱した」とも伝えた。
また、騰訊体育も「フィギュアの新女王!」と題し、紀平の優勝を紹介。「GPファイナル出場選手は6人。日本とロシアからそれぞれ3人が出場し、試合は両国の正面対決とみなされていた。それまでの3大会で見せた実力から、紀平はザギトワをはじめとするロシア勢打破の最強武器となっていた」と報じ、フリーの失敗をその後の構成を変えることでカバーしようとした紀平を評価した。記事は「女子シングルは最も激烈な戦い。平昌五輪銀のメドベージェワ(ロシア)は出場を逃している。新旧各選手が全力で競う中、紀平は再び危機に動じない『大将軍の風格』を見せた」ともしている。(野谷)
この記事のコメントを見る
Record China
2018/11/13
2018/12/6
2018/11/29
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る