Record China 2018年12月10日(月) 14時30分
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9日、韓国・毎日経済は「キム・ヨナの抜けた穴に入り込んだ日本女子フィギュア」との記事で、「低迷していた日本のフィギュア界が興奮のるつぼと化した」と伝えた。
2018年12月9日、韓国・毎日経済は「キム・ヨナの抜けた穴に入り込んだ日本女子フィギュア」との記事で、「低迷していた日本のフィギュア界が興奮のるつぼと化した」と伝えた。
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは8日、女子フリーが行われ、紀平梨花が150.61点で1位。ショートプログラム(SP)でも82.51点の今季世界最高得点で首位に立っていた紀平は合計233.12点をマークし、平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワを抑えて優勝を果たした。
記事は「日本が興奮している理由は一つ」とし、「これまで格の違う“フィギュアの伝説”キム・ヨナの陰に隠れて不振を余儀なくされていた女子フィギュアが世界トップの選手を輩出したため」と説明している。日本女子のGPファイナル制覇は、13年の浅田真央以来5年ぶりとなる。
記事は「09年の世界選手権と10年のバンクーバー五輪で女子フィギュアの新記録を塗り替えたキム・ヨナが君臨している間、日本の女子フィギュアは力を発揮できず、キム・ヨナ引退後も圧倒的なジャンプ技術を誇るロシア勢に押され、浅田真央レベルの世界的スターを排出できずにいた」と伝えている。しかし「今は期待が高まっている」とし、「浅田を超えるトリプルアクセルを武器に地道な成長を続ける天才期待選手の紀平が登場した」と説明。浅田と違う点として「技術が教科書に近いこと」「トリプルアクセルの成功率が高いこと」を挙げている。
紀平はSPで世界新記録、特に技術点は47.36点の高得点をたたき出した。14歳の時には公式大会でトリプルアクセルを成功させ、当時の世界最年少記録を更新した上、女子史上初となるトリプルジャンプ8回に成功した。またトリプルアクセル&トリプルトーループを跳べる唯一の選手でもあり、練習時には4回転ジャンプも決めている。
この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「まるで韓国がずっと日本より上だったような書き方だけど、それは違う。日本はもともとフィギュア強国」「日本は昔からフィギュア育成プロジェクトに投資してきた。ヨナのせいでここ10年くらいは成果がでなかったが、それがやっと実を結んだんだ」「日本は地道な努力でずっと上位を維持していた。キム・ヨナがたまたま超えられない壁として入り込んだだけ。インフラが整っている日本のスポーツがうらやましい。韓国はよい人材を待っているだけだが、日本はよい人材をつくっている」との声が上がっている。
また「韓国はいつまでキム・ヨナの話をし続けるのか」「ヨナが引退してから随分経ったのに、まだヨナの抜けた穴だって?とっくに世代は変わっているよ」と指摘する声も。
紀平については「まだ若いから、2年後もジャンプを維持できるかが鍵」「次の五輪の金メダル候補。ジャンプのフォームが美しくて完璧」「間違いなく技術は世界トップ」「全盛期のヨナと比べてもはるかに上」などの評価が寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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