Record China 2018年12月13日(木) 22時30分
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10日、新京報は、黒龍江省の男性が年金を受け取ろうとしたところ、戸籍上で12年前に死亡していたことが発覚するトラブルが起きたと報じた。写真はジャムス市の香蘭鎮。
2018年12月10日、新京報は、黒龍江省の男性が年金を受け取ろうとしたところ、戸籍上で12年前に死亡していたことが発覚するトラブルが起きたと報じた。
同省ジャムス氏に住む劉(リウ)さんは6日、同市内の行政サービスセンターに赴き年金の受け取り手続きをしようとした。すると窓口の係員から「あなた、12年前に亡くなってます」と言われて処理することができなかった。戸籍などの情報を確認してみると、「死亡」として登録が抹消されていた。
「こうして生きてるというのに、なぜ死んだことになってるのか」と驚いた劉さん。これまた驚いていた係員から、管轄の同市香蘭鎮派出所に確認した方がいいとアドバイスを受け、地元の派出所でで確認してもらったところ、戸籍が誤って抹消されていたことが分かった。
派出所の担当者によると、管轄内で2006年に劉さんと同姓同名の住民が死去しており、その際に誤って劉さんの戸籍を消してしまったとのこと。担当者は「当時、多くの戸籍がまだオンライン化されていなかった。とはいえ、このようなケースが起きるの可能性は極めて低く、今まで同様のトラブルが起きたことはない」と語っている。
劉さんによると、8日に派出所の警察官が自宅を訪れて謝罪するとともに、劉さんの戸籍を元に戻す作業を進めていることを報告した。
この件について、上海にある法律事務所の弁護士は「戸籍を管理する派出所のミスであり、当事者は行政賠償を求めることができる。そして、ミスを犯した警察官は行政処分を受けることになる」との見解を示している。(翻訳・編集/川尻)
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