Record China 2018年12月12日(水) 23時20分
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10日、紅星新聞は、「美容大国の韓国でメーク落としの様子を生中継したネットアイドルが殺害の脅迫を受けた」との記事を掲載した。資料写真。
2018年12月10日、紅星新聞は、「美容大国の韓国でメーク落としの様子を生中継したネットアイドルが殺害の脅迫を受けた」との記事を掲載した。
「脅迫されてしばらくは外出もできなかった」と話すのは、裴さんという21歳の女性だ。裴さんはメークやファッションアドバイスなどで人気を博したネットアイドルだが、今年に入って突然、自身のつけまつげや口紅を落とす様子の動画を制作。「他人の目をそれほど気にしないで。あなたは特別。とてもきれい」とのメッセージを告げたところ、大勢の人から支持されたが、その一方で「殺害」の文字を掲げて脅迫してくる人物もいたという。
記事はBBCの10日付の報道を引用し、「韓国で女性は幼い頃から広告の攻撃に遭う。広告は女性らにスリム、美肌、整った顔の形を要求する」「韓国の昨年のある調査では、88%の求職者が『就職活動に外見は重要』と答えた。過半数の回答者は『仕事を得る上で整形を考えたい』と話した」と指摘。その上で、韓国社会で長年続いて来た「美の基準」に立ち向かう動きが若い女性らの間で広まり始めたこと、裴さんもこうした女性の1人であることを伝えた。
記事によると、裴さんは「多くの女性は他人から『醜い』と言われることをすごく恥ずかしいと思っている。自分も以前はそうだった」「多くの若い女性が『メークは自分に勇気をくれる』と話すが、こういう考え方は間違っていると思った。だから『メークしなくても大丈夫』という動画を作ろうと思った」と話しているそうだ。
裴さんはその後、髪を短く切り、化粧もやめている。メーク落としの動画投稿も「よく考えた上でのこと。後悔していない」という。(翻訳・編集/野谷)
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