2012年12月5日午後2時15分ごろ（現地時間）、中国・雲南省曲靖市富源県の炭鉱でガスが突出するなどの事故が発生し、17人が死亡した。中国新聞ネットが伝えた。

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事故発生当時、坑内には66人が作業していた。その後49人が無事に救出されたが、17人が犠牲になるという痛ましい事故となった。救出された作業員たちの容体はいずれも安定しており、搬送先の病院で治療を受けている。

同県は雲南省最大の石炭生産地で、県内には大小合わせると100カ所以上の炭鉱がある。同時に炭鉱事故が多発する県でもあり、2006年11月末には炭鉱のガス爆発で32人が死亡し、2011年3月中旬にはガス突出などで9人が亡くなっている。今回の事故の救出活動はすでに終了し、当局は現在事故処理とともに詳しい事故原因などを調べている。（翻訳・編集/内山）