Record China 2018年12月17日(月) 11時20分
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14日、兵庫県明石市の県立がんセンターで医師が中国籍の患者に刃物で刺された事件で、同センターが「中国人患者の受け入れを今後拒否することにはならないと思う」とのコメントを寄せたことが中国で報じられた。写真は明石市。
2018年12月14日、兵庫県明石市の県立がんセンターで男性医師が中国籍の患者に刃物で腹部を刺された事件で、同センターが「中国人患者の受け入れを今後拒否することにはならないと思う」とのコメントを寄せたことが中国で報じられた。これに、中国のネットユーザーがさまざまな声を上げている。
14日、入院患者の65歳の女が男性医師を刺し、大けがを負わせた。女はこの医師の執刀で前日に手術を受け、犯行当時は治療中だった。殺意は否認したという。
新京報は中国版ツイッター・微博(ウェイボー)でセンター関係者に取材した音声を紹介しており、同関係者は「医師と患者の間にトラブルはなかった」と説明。女は手術に対する不満を家族にもらしてはいなかったが、手術した箇所の痛みを看護師に伝えたことはあったそうだ。事件が今後の中国人患者受け入れに影響を与えるかどうかについて、関係者は「拒否することにはならないと思う」としている。
事件に対し、中国のネットユーザーからは「日本のお医者さんに申し訳ない」「トラブルがないならなぜ犯行に?」「手術して痛いのは当然だ」「事件のせいでわれわれ在日中国人は肩身の狭い思いをさせられた」などの声が寄せられている。また、センター関係者がコメントの中で敬語を使っていたことに対し、驚きを示すネットユーザーも見られた。(翻訳・編集/野谷)
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