人民網日本語版 2018年12月20日(木) 5時20分
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エアバス中国革新センターと柔宇科技有限公司は、柔軟な電子技術の機内への応用及び商業協力を研究するため、覚書に署名した。写真はエアバスA330型機。
機内にあるディスプレーがすべて0.01ミリの薄さになり、使用しない時には巻くことができる。さらに客席の壁までカラーで柔らかいディスプレーになり、リアルタイムで空の画面を表示することができれば、旅客にどのような体験を持たらすだろうか。エアバス中国革新センターと柔宇科技有限公司は、柔軟な電子技術の機内への応用及び商業協力を研究するため、覚書に署名した。北京日報が伝えた。
深セン市にあるエアバス中国イノベーションセンターは、エアバスがアジアで設立した初のイノベーションセンターで、中国本土のイノベーション企業との協力を推進している。柔軟なディスプレーとセンサーの機内での応用を模索することを通じ、エアバスは柔宇科技と機内環境、機内安全、省エネなどの協力を展開する予定だ。関係責任者によると、「柔軟なディスプレーにより航空機を軽量化でき、飛行コストを削減できるほか、スペースを節約し、旅客により快適な居心地をもたらす」と説明した。
エアバス中国イノベーションセンターの羅崗(ルオ・ガン)CEOによると、同センターはすでに全面的な運営段階に入っており、新しいオフィスの始動セレモニーが来年の年初に開催される。同センターはハード実験室、機内体験、インターネット、製造業イノベーション、都市空中交通などの分野の研究を展開しており、中国の30以上の組織・機関と提携している。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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