Record China 2012年12月10日(月) 21時34分
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7日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「右翼が興奮しても滅亡が早まるだけ、日本病は焦って変な医者に診てもらってはならない」を掲載した。写真は2011年12月、中国を訪問した野田佳彦首相。
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2012年12月7日、米華字ニュースサイト・多維新聞は記事「右翼が興奮しても滅亡が早まるだけ、日本病は焦って変な医者に診てもらってはならない」を掲載した。
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4日、衆議院選挙が公示された。ついに正式な選挙戦が始まったが、目立つのは右翼的な主張だ。石原慎太郎前都知事率いる日本維新の会が象徴的だが、日本政界の右傾化トレンドが続いている。自衛隊の国防軍への改称、尖閣諸島への公務員常駐など日中関係に影響を与えるトピックも少なくない。
今、日本は多くの難題に直面している。経済の衰退、自信の喪失、非理性的なポピュリズムの台頭、隣国との関係悪化……。もし穏健なナショナリズムによって政治改革を進めることができるのならば、日本には有利に働く。だがポピュリズムに訴える政党が選挙で勝利すれば、それは隣国の反発を招き、その反発が日本のポピュリズムを助長する負の連鎖につながるだろう。
日本には多くの問題があるとはいえ、最大の課題は経済の衰退。その復活には中国市場がきわめて重要な役割を持っている。隣国や移民を仮想敵にするポピュリズム政治家では日本病を悪化させることしかできないだろう。(翻訳・編集/KT)
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