2018年12月19日、中国ではバスに関連したトラブルがたびたび発生している。運転手を殴ったりハンドルを奪ったりする騒動が起きるたびに批判が集まっているが、18日には湖南省長沙市でバスの進行を妨害する騒動が起き、ネットで批判の声が聞かれた。

中国の動画サイト・梨視頻が掲載した映像ではバスの前に女性が立っている姿が映っている。目撃者によると、女性は「足が痛い」ことを理由に、停留所以外の場所での乗車を求め、運転手は「規定により停留所以外での乗車はできない」として拒否した。どうしても乗りたかった女性はバスの行く手を遮るようにして立ちはだかり、約20分間立ち尽くしていたという。最終的に運転手が通報し女性は警察に連行された。長沙市では11月にも、女性が朝の通勤時間帯にバスに乗り遅れ、約12分間バスの前に立ちはだかる騒動が起きている。こうした迷惑行為にネット上には批判の声が多く寄せられている。（翻訳・編集/内山）