観光地で「ファーウェイの携帯持ってる人は無料」、マーケティングか差別か―中国メディア

Record China    2018年12月22日(土) 18時30分

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18日、環球網は、河南省にある観光地で「ファーウェイのスマホを持っている人だけ入場無料」のキャンペーンが行われ、正当な販促活動か、それとも不公平かつ差別的な措置かで議論が巻き起こっていると報じた。写真はキャンペーンを実施した神農山風景区。

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2018年12月18日、環球網は、河南省にある観光地で「ファーウェイのスマホを持っている人だけ入場無料」のキャンペーンが行われ、正当な販促活動か、それとも不公平かつ差別的な措置かで議論が巻き起こっていると報じた。

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同省にある神農山風景区の管理会社は15日、16日から29日までの間、ファーウェイのスマホを持つ観光客を対象に80元(約1300円)の入場料を無料とする措置を実施することを発表した。

これの措置について中国のネット上では「観光客に恩恵のある、評価すべき措置」「話題に便乗しているかはさておき、法律で禁止されているわけではないので、とやかく言う問題ではない」と支持の声が出る一方で、ファーウェイのユーザーを限定した優遇措置であるとして疑問や反感を示し「もう神農山には行かない」とする意見も出た。また、ある業界関係者も「便乗商法であり、不適切。法律も『禁止していない』わけではない」と否定的な見方を示している。

記事は、同風景区がある同省焦作市観光局のホットライン担当者に不公平、不合理な取引条件の設定を禁止する消費者権益保護法に反するのではないかと問い合わせたところ、「局の法制部門に確認したところ、措置に不適切な部分はなかった」との回答が得られたと紹介。一方で、国の観光ホットラインに問い合わせたところ「調査のうえ、処理することになるだろう」との見解だったことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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